先生はとにかく毎日撮ってみること、と言われた。
ほんとにそうだ。
説明書やノート書きばかりながめていてもまったく頭に入ってこない。
いろんな条件で、いろんな時間に試してみること。
車の運転と同じ事だと。
カメラオタクのオットが、アレコレと詳しい説明を加えてくる。
まるで解説書を読むような説明。
機械の構造から理解させようとするのがだいたい間違っている。
このテの人間はナニがわからないのかがわからないようだ。
そんなことではオバサン相手の教室は開けないよ。(開きたいのか)
相撲の天才、貴乃花は自分が苦労したことがないから教え方がわからないってのと同じか、って。
比べるか。
くだらないことはさておき、当日運んだだけで
役に立たなかった一眼レフで練習してみる。
まずは残り物のクッキーを撮ってみよう。
なかなかうまそう。
講習では必ず逆光、またはサイド光と教えられた。
なるほど。味わい深い写りになる。
やっぱり実際に教えてもらわないと心にも残らないかもな〜、などと思っていたら
「順光で撮ってるよ」とオットに指摘された。
あれだけ感銘を受けながら、しっかり背に光を受けている。
ナニが逆光だ、味わい深いだ。いいかげんなこと。
ワタシはバカか。
気を取り直して撮ってみた。
前回のはかなりわかりにくい写真だったのだが、
前よりかなり進歩したな。